"ゆりかごの歌"を聴きながら

何年、何十年経ってから、何をしていたか見返すための記録

(読書記録)葉桜の季節に君を想うということ

何でも屋の主人公が悪徳業者などと立ち向かうストーリー。

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫 う 20-1) | 歌野 晶午 |本 | 通販 | Amazon

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SMAP×SMAPで中居くんが「最後の1ページまで目が離せない恋愛活劇ミステリー」とおススメ!
究極の驚愕、ミステリーの奇蹟がここにある
素人探偵のもとに持ち込まれた霊感商法事件の意外な顛末、そして…。あなたは最後の一文まで、ただひたすら驚き続けることになる。
「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして——。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本。第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞受賞。

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特に書評を読んだり事前の下調べなどをせずに読んだが、タイトルだけで何かしら重い話かと思っていたら、全く中身は異なっていた。

確かに本を読んでいる途中に思い描いていた人物像と、結末で色々明らかになる人物像とは結構な乖離があり、時代背景は今とは異なるので、その点だけは考慮しておく必要があるとは思うが面白い小説だと感じた。

そして、最後は「年を重ねても何でもできる、前向きに生きていこう」感があり、そういう感じでまとめるのかと感じた。