"ゆりかごの歌"を聴きながら

何年、何十年経ってから、何をしていたか見返すための記録

他人とお店でお昼を食べること

今週のお題「苦手だったもの」

学生時代、他人とお店でお昼を食べることが苦手だった。

今振り返ると色々理由はあるのだろうが、振り返ると「①好き嫌いが多く、全て食べれるか不安であったこと」、「⓶他人が先に食べ終わり、待ってもらうことがプレッシャーであった」ことが大きかったと感じている。

おそらく子供の頃のトラウマがあったのかもしれないが、自分の食事を待ってもらうこと(⓶)を過度におそれていた。これは身内であっても同様で、特に小学生の頃は週末の昼に外食することもあり、気分がよくないイベントの一つであった。

他方、例えば、自宅で食事をする場合には、先に食べ終わった人は別に好きなことをすればよく、「待ってもらう」感がなかったため問題はなかった。また、昼は1時間など時間が一定程度区切られているが、夜ご飯については比較的時間にゆとりがあるケースが多く、特に外食も苦ではなかった。

これが苦手だったせいで、学生時代は新しいグループに所属するのを少しためらったりしたケースもあり、個人的には辛いところであった。

「会食恐怖症」という病もあるようで、心療内科の受診を本気で試みた時期もあった(結果的に受診しなかったのは、電話も得意ではなく、予約の電話が掛けられなかったため)。

 

大人になり、好き嫌いも大分改善するとともに、子供の頃に比べて「誰と食べるか、どこで食べるか」も自由となった結果、この苦手は克服したが、他人にはなかなか理解されない悩みだったように思う。