SDGsに対して否定的な見地から記述された新書。
SDGsの大嘘 (宝島社新書) | 池田 清彦 |本 | 通販 | Amazon
------------------------
世はまさにSDGsブーム。
「よりよい未来をつくるために」と掲げられ、政府やマスコミも手放しで礼賛する17の達成目標はどれもご立派なものばかりだが、
その一つひとつを科学的に検証していくと、欺瞞と矛盾に満ちた「大嘘」であることがわかる。
このままだと「地獄への一本道」を突き進むことになるというのに、日本人はいつまでこの茶番を続けるつもりなのか?
拗(す)ね者の生物学者が忖度(そんたく)なしに語りおろす、SDGsの知られざる真実!
------------------------
たまたま手に取って読んでみた本。時よりテレビでも目にする筆者が書いており、この本の内容をそのまま鵜吞みにしてよいか、という観点では疑問は残るが、SDGsの目標の中に相反するものがあるのではという点は従前より少し気になっていた。
個人的にはソーラーパネルとかは微妙に考えており、確かにSDGsという冠をもとに、かえって悪い方向に走っている例も少なくないように思う。
よく言われるSDGsという言葉を考え直す機会にはよい本だと思う。そのうえで、個々人がどのように考えるか(この本に賛同するのか、あるいは別の見方をするのか)。