"ゆりかごの歌"を聴きながら

何年、何十年経ってから、何をしていたか見返すための記録

電気シェーバーの解体

私の家庭で数年以上前から使っていない電気シェーバーが2台あり、部屋の片づけを契機に処分することとした。

どのように捨てるのか、自分の住んでいる自治体のウェブサイト、Googleの検索などしてみたが、イマイチ「正しい処分方法」というのがよく分からなかった。

家電量販店のリサイクルの回収品目にもなっていることから、リサイクルが正しい(望ましい)処分方法。

ビックカメラグループ パソコン・小型家電リサイクル (bic-re.jp)

というか、小型家電リサイクル法の小型家電になっているのであれば、それに倣って対応すべきということに尽きるだろう。

【必見】不用な電気シェーバーの捨て方を解説! 処分方法まるわかり! (nc-recycle.com)

 

自分の住んでいる自治体のウェブサイトなどを見ると、スマホなどは明らかに回収しており、アナウンスもされているが、電気シェーバーについて明記されているかは分からなかった。

他のいくつかの自治体も見たが、明記はされていないように感じた。

(確かに、一般に電気シェーバーを使うのは、大雑把には20才以上の男性。かつ、T字剃刀を使う人も多いので、わざわざ電気シェーバーを書く必要はないのかもしれない)

 

解体作業

自治体で回収しているかは不透明であったが、いずれにせよ、電池を外す必要があるので、解体をすることとした。

今回はパナソニックとブラウンの2台。

パナソニックは、少し力を要したものの、手順自体はスムーズに解体でき、電池も回収できた。

問題だったのはブラウン。

まず、解体方法がイメージできず、取っ掛かりも分からなかった。ネットで調べるのにも少し時間がかかった。

また、昔に使っていたことも要因の一つかもしれないが、ネジ穴(4個)が潰れていた。

色々なドライバーやペンチなどを試みたが、なかなか動かず。時間をかけて、ようやくマイナスドライバーで無理矢理4個ともこじ開けた(やはり、マイナスドライバーは偉大)。

 

感想

何かブラウンの悪口を言いたい趣旨ではないが、正直、大変な作業ではあった。これを通じて思った感想は以下のとおり。

  1. 解体せずに、お金を払って業者に回収してもらえばよかった。
  2. 電気シェーバーはかなりしっかりした構造になっている。水洗い可というシェーバーも全く珍しくない中、中途半端では電池に水が触れてしまい、危険性が高まるので当然だろう
  3. 反面、一度解体すると元通りに戻すのは簡単ではないので、電池が消耗しても交換するのは難しそう。少なくとも私には無理。ネットを見ると、電池の交換をしている人もいるので、器用な人、または不器用でなければできるのかもしれないが。
  4. 電池を取り出すだけで、かなり時間を要した。これは電気シェーバーに限らず、電池を簡単に取り外せないと、分別につながりにくいと思う(ただ、電気シェーバーは1ポツとの兼ね合いもありそう)。
  5. これも電気シェーバーに限らず、面倒なので、分別自体何も行わず、全て燃えるゴミの中に混ぜてしまう気持ちも分からないでもない、と改めて感じた。ただ、電池などを混ぜてしまうとゴミ収集車の発火等の事故につながる、焼却炉の寿命を短くするという結果を招くので、各人の取組みが重要なのだろう。まさに、ゴミ問題は「社会的ジレンマ」の象徴