心をコントロールすることに主眼に置いた1冊。
Amazon.co.jp: ついイラッときても感情的に反応しない方法を1冊にまとめてみた : 和田 秀樹: 本
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感情とは何でしょうか?
目には見えないけど、確かにあなたの中に存在しています。
自分にとって大切なものである半面
自分を振り回すやっかいな存在でもあります。
「ふざけるな! 」
「何度言ったらわかるんだ! 」
「自分勝手すぎるだろ! 」
「なんでそんなひどいことが言えるの! 」
そんな想いを抱えて、その日一日イライラ過ごす。
そんな経験があなたにもあるのではないでしょうか。
「相手がそんな態度を示さなければ、
こんなに頭にくることはないのに! 」
思わず相手を責めてしまいますよね。
でも、残念ながら、どれだけ言っても相手が変わることは
ほとんどありませんし、変えるためにはそれこそ
とてつもない時間と労力がかかります。
感情的に反応して損をするのはあなた自身です。
だから、この本に書いてあるメソッドを身につけてください。
この本では、とにかく簡単な方法だけを集めました。
全部で24ありますから、自分に合った方法を
見つけていただけると思います。
どの方法も、医学的な理論に基づいています。
実際に、怒りはちょっと視点を変えるだけで収まります。
大嵐のような怒りも、瞬時のうちに和らげることができます。
この本でご紹介する
「3秒で怒りを静める」
「3秒で怒りを消す」
「3秒で怒りをプラスに変える」
方法をぜひ試してください。
きっと、あなたの人生が変わります。
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1ページ当たりの文字数も少なく、1時間くらいで読むことができた。
著者は数多く、かつ、多方面の著作が多い。学生時代、「数学は暗記」という著者の考えに共感したが、著者が言いたかったことを曲解し、とにかく暗記だけしていたことが懐かしい(結果、数学の点数はイマイチだった)。
私自身、仕事のほか、日常でもマナーが悪い人などにイライラしやすいタイプ。
最近は、色々本や動画を見て改善を図っており、この本も読んでみた(治すことは無理でも、精神衛生上、少しは感情をコントロールする術を身につけたい)。
既に他の本などで見聞きした事項も含まれているが、個人的には主に以下の点は取り組んでみたい(or 既に取り組んでいる)と感じた。
- 呼吸法。脳に酸素を送るため、3秒間は深呼吸
- 「人」ではなく、「事象」に怒るべし
- 仕事に個人的な感情を持ち込まない
- 反射的に感情を出しても、結局後悔する
- 皮肉や嫌味も立派な怒りの表現(本で触れられている例は、かなりキツイ表現ではあったが)
- 怒りを文字化すれば冷静になれる
- 他人の生きる背景を想像する
- 返信メールは一晩寝かす(以前は、不快なメールにも即座に返していたが、これはよいと思って取り入れている)
- 「加点主義」を取り入れる
- 十把一絡はやめる