"ゆりかごの歌"を聴きながら

何年、何十年経ってから、何をしていたか見返すための記録

(読書記録)マツリカ・マジョルカ

高校1年生の冴えない主人公が廃墟に住む女子高生と出会い、ミステリーを解決するストーリー。

Amazon.co.jp: マツリカ・マジョルカ (角川文庫) : 相沢 沙呼: 本

---------------

高校1年の柴山祐希は、学校近くの廃墟に住む女子高生マツリカとの出会いで生活が一変する。「柴犬」と呼ばれパシリ扱いながらも、学園の謎を解明することに。男子高生の心情を描きだす、学園ミステリ。

---------------

以前、著者の「medium 霊媒探偵城塚翡翠」を読んで面白かったので、このシリーズも読んでみることにした。

全体的に読みやすい印象。中学生から大学生などの若者向けの感じがするし、個人的にはライトノベルのような雰囲気を少し感じた。

全てがハッピーエンドというわけではないところは面白かった。

最後の章の名前に「メランコリア」という文言が使われているが、自分には馴染みがない言葉であった。

「憂鬱」といった意味であるが、調べてからMr.childrenの「Everything is made for a dream」に”ハイスピードで近代化は進む でも何となくメランコリック」という歌詞があったなと。2000年頃の歌だったから、もう23年間かと。

メランコリアとは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)