"ゆりかごの歌"を聴きながら

何年、何十年経ってから、何をしていたか見返すための記録

(読書記録)上司は話し方が9割

上司の話し方、立ち振る舞いに主軸を置いた本。

------------------

「話し方」を変えるだけで成果は激変する!

組織を率いる上司に求められるのは、部下のやる気や能力を余すところなく引き出し、目標とする結果を残すこと。そのためには部下の考えを理解し、能力を存分に発揮させる「話し方」を身につける必要がある。
ルイ・ヴィトンキリンビールネスレなど250社以上で採用され、25万人の受講者に圧倒的に支持された上司が身につけたい「話し方」のエッセンス!

WBC日本代表ヘッドコーチ 白井一幸氏推薦!!
「どんな状況下でもメンバー1人ひとりが全ての能力を発揮できる。それが最高・最強の組織です。この本にはチームビルディングのエッセンスが凝縮されています。」

------------------

最近、「・・・は9割」という本が増えたなと。

一体、何をもって9割なのか、イマイチよく分かっていない。

個人的に気づきになった点は以下の点。

  • 人は言葉ではなく、自分の解釈によって傷つく。例えば、「あなたが嫌いです」というのは「解釈」に過ぎず、何かの事実が積み重なってそのような「解釈」になっている。「どうってことない」と受け取れば何もないし、「傷ついた」と受け取れば傷つく。「事実」は常に一つで、「解釈」は無数。「事実」とは、現に存在するものとして目の前にあるもの。「物分かりがよい、悪い」も受け手の「解釈」であり、その「解釈」自体、誤っている可能性もある
  • 上司の第一番の仕事は「自分より優秀な部下を育てること」。部下が上司よりできない人ばかりなら、会社は発展しない。尻すぼみするだけ。「俺が一番優秀」と思っているうちは、上司として二流と宣言しているようなもの(この点は、部下から見て、「あの上司は・・・」という見方でも有意義な視線だと感じる)
  • 拡大質問、特定質問、未来質問、過去質問、肯定質問、否定質問
  • 仕事をこなすだけなら、代わりの人間は他にもいる。しかし、満足のいくレベルで結果を作れるのはあなたしかいない(これは、過去の上司に言われた言葉に近いなと)