"ゆりかごの歌"を聴きながら

何年、何十年経ってから、何をしていたか見返すための記録

(読書記録)Valentine Stories

2/14のバレンタインをテーマに8編の短編から構成されるアンソロジー

Amazon.co.jp: Valentine Stories (中公文庫 ほ 20-3) : 三羽 省吾, 中島 要, 木村 紅美, 秋吉 理香子, 加藤 千恵, 鯨 統一郎, 石井 睦美, 朝比奈 あすか: 本

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あげる人もあげない人も、もらう人ももらわない人も、チョコが好きな人もそうじゃない人も、なぜか気になる日。心がザワザワする日――。本命チョコ、義理チョコ、友チョコ、義務チョコ、ご褒美チョコなど、様々な関係性でやりとりされる〈それ〉は、ただ甘いのか、ほろ苦いのか……。2月14日をめぐるドラマを8粒詰め合わせた限定アソート、文庫オリジナルで。

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全く季節感はないが、たまたま手に取って読んでみた本。

それぞれ異なる作家がバレンタインをテーマに記載をしており、それぞれの内容やタッチが異なり楽しむことができた。テーマの性質からも、特に小難しい展開はなく、ライトな感じで読むことができると感じた。

個人的には、バレンタインデーについては、この小説でしばしば記載されるような苦い思い出はないが、特別な日という感じはなかった。小学生の頃などは確かに楽しみにしていた気もするが。