2/14のバレンタインをテーマに8編の短編から構成されるアンソロジー。
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あげる人もあげない人も、もらう人ももらわない人も、チョコが好きな人もそうじゃない人も、なぜか気になる日。心がザワザワする日――。本命チョコ、義理チョコ、友チョコ、義務チョコ、ご褒美チョコなど、様々な関係性でやりとりされる〈それ〉は、ただ甘いのか、ほろ苦いのか……。2月14日をめぐるドラマを8粒詰め合わせた限定アソート、文庫オリジナルで。
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全く季節感はないが、たまたま手に取って読んでみた本。
それぞれ異なる作家がバレンタインをテーマに記載をしており、それぞれの内容やタッチが異なり楽しむことができた。テーマの性質からも、特に小難しい展開はなく、ライトな感じで読むことができると感じた。
個人的には、バレンタインデーについては、この小説でしばしば記載されるような苦い思い出はないが、特別な日という感じはなかった。小学生の頃などは確かに楽しみにしていた気もするが。