"ゆりかごの歌"を聴きながら

何年、何十年経ってから、何をしていたか見返すための記録

(読書記録)金曜日のあたしたち

第一志望校に行けなかった主人公が環境問題の活動を通じて、様々な人と接する物語。

Amazon.co.jp: 金曜日のあたしたち : 濱野 京子: 本

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高校受験に失敗し「置かれた場所で咲きなさい」という言葉が大嫌いになり、くさりまくっていた陽葵は、ある日駅前でプラカードを持って立つ高校生たちと出会う。「ストップ!温暖化」「気候時計、知ってますか? タイムリミットまであと6年!」……気候? 時計?
環境問題に熱心な高校生なんて、ちょっと変わり者なのかな、くらいに思っていたのに、その中にいたひとりの男子の笑顔がめちゃくちゃさわやかだったからというわけではないけれど、なんとなく近づいてみる。すると、それは「あたしを拒否った」高校の生徒たちで―ー。

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環境問題は経済活動にも密接に関係する事項であり、一言で完結するものではないが非常に難しい問題。

さて、この小説は青春物語という感じがあり、どちらかといえば中高生が主な読者のターゲット層な気もした。中身を読むまで、どのような小説か分からなったので、読んだ後に気づいた。

文字数も多くないので、1日もかからず読めると思う。たまには、このような本を読むのも悪くはないように感じた。