"ゆりかごの歌"を聴きながら

何年、何十年経ってから、何をしていたか見返すための記録

(読書記録)ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

ラテラルシンキングの概要について解説した一冊。

Amazon.co.jp: ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門 eBook : 木村尚義: 本

-------------------------

『ずるい。』
この言葉から、皆さんはどんなイメージを受けますか?
・抜け駆け?
・ルール違反?
・独り占め?

周りにも、ずるいと思わせるような人がすぐに思い当たるのではないでしょうか。
こんなご時世だからこそ仕方ないと思うべきなのか。
それとも、実はずるい生き方が賢い生き方なのか。

「ずるい」という言葉には、一般的にはあまり良いイメージはありません。
しかし、一口に「ずるい」と言っても、いろいろな「ずるい」があります。

人を出し抜いて非難されるような「ずるい」もあれば、
「その発想はなかった……」と周囲をくやしがらせるような「ずるい」もある。
本書で扱うのは、こちらの「ずるい」です。

・常識にとらわれず、自由な発想を可能にする考え方
・最短ルートで問題を解決する考え方
・お金や時間をかけずに目的を簡単に達成する考え方

そんな思考法が本当にあるのか……?
あるんです。 それが、本書で紹介する「ラテラルシンキング」。

-------------------------

2011年5月に第1刷とのことだが、現在でも分かりやすい解説本と感じる。

基本的には、ロジカルシンキング、理詰めで考えていくことが必要であるが、それだけでは解決しないこと、ラテラルシンキングという捉え方も重要だと思う。何より、全てがロジカルに考えてしまうと面白くないと感じる。ある程度の「遊び」は重要だろう。

AIなどの技術が急激に発達はしている環境ではあるが、一個人という簡単では「異質なものの組合せを考える」、「逆転発想を持つ」、「30通りの使いみちを考えてみる」などの訓練、また、普段からそのような見方を持つことは大切だなと。

公平に分けるには

https://m.media-amazon.com/images/S/aplus-media/vc/d09abf61-220d-4446-a23c-a0978410c7af.__CR0,0,970,600_PT0_SX970_V1___.jpg