銀行を舞台にした6篇の短編小説。
Amazon.co.jp: かばん屋の相続 (文春文庫 い 64-5) : 池井戸 潤: 本
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「妻の元カレ」「手形の行方」「芥のごとく」他。銀行に勤める男たちが出会う様々な、困難と悲哀。6つの短篇で綴る、文庫オリジナル
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各々のストーリーは独立しており、銀行、融資などは共通しているが、基本的にテイストが異なる6作。
いずれの作品もハッピーエンドという性質ではなく、何とも言えない(作品の内容ではなく、作品内の人物のストーリー)感じで終わる作品。
特に概要欄にも紹介されている「妻の元カレ」とか、話としてはありそうではあるが、なんか救いようがないと。
個人的に面白かったので、すぐに読み終わってしまった。