"ゆりかごの歌"を聴きながら

何年、何十年経ってから、何をしていたか見返すための記録

(読書記録)3分で読める! 誰にも言えない○○の物語

短編の「誰にも言えない」物語をまとめた一冊。

Amazon.co.jp: 3分で読める! 誰にも言えない○○の物語 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) : 『このミステリーがすごい!』編集部: 本

---------------------------

累計100万部突破の大人気シリーズ最新刊です! ミステリーからホラー、恋愛話までバラエティに富んだ25話。執筆陣は、映画化『護られなかった者たちへ』の中山七里や、累計235万部突破『珈琲店タレーランの事件簿』シリーズの岡崎琢磨、ドラマ化決定『元彼の遺言状』の新川帆立、『SCIS』シリーズの中村啓など、旬の作家たちが1話8ページで競演します!

---------------------------

個人的にショートショートなどは時々読んでおり、超短編は好みの類。

ただ、この本は各ストーリーを書いている著者がそれぞれ異なるため、物語によってテイストがかなり異なる印象。

それが面白いと感じる側面もあるのだろうが、個人的には琴線に触れたストーリーは少なかったかなと。一色さゆり氏の「…私が気づいていないだけで、時間をさかのぼれば目の前の利用者となんらかのご縁があるかもしれない。そんな可能性に気づいた途端…」と帰結するところはよかった。