仕事におけるメールの対応、書き方などにフォーカスした本。
仕事が速い人はどんなメールを書いているのか | 平野 友朗 |本 | 通販 | Amazon
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「メールなんて誰が書いても同じでしょ?」
いいえ、そんなことはありません。
仕事が速い人は「目的」「ビジュアル」「返信しやすさ」「言葉」「処理速度(の削減)」……
という5つのポイントを意識しながらメールを書いているのです。
これまでに1万通を超えるビジネスメールを添削し、
自身も1日に100通以上のメールをスピード処理するという著者が、
仕事が速い人が書くメールの《共通点》を徹底分析。
なぜ、“仕事が速い人"は「させていただきます」を使わないのか?
なぜ“仕事が速い人"は金曜の夕方に重要なメールを送らないのか?
“仕事が速い人"が、届いた順に返信するのはどうしてなのか?
本書のテクニックを使えば、定時退社も夢じゃない!?
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何か見たことあるワードが多いな、と思って読んでいたら、読書記録アプリで見たところ2年ほど前に読んだ本であった。
多くの会社員はメール処理速度の向上が求められているところ、特に年次の若い社員などは勉強になる事項があると思うので、参考になる本だと思う。
- 現在のビジネスはメールの存在なくしては考えられないが、何をどう送るかは個人のスキルに依存していること
- あえてメールの優先順位をつけない。優先順位をつけている間に、仕事に取り掛かる方が速い場合が多い
- メールの文面を整えることに必死で、メールを送る目的を見失っている人が多い
- 相手の仕事状況を推測して、どのタイミングでメールを送るのが効率的かを考える。相手の業務時間が残り短い中で送っても目を通してもらえない。金曜の夕方に送るメールなどは特に留意が必要
- わざと返信を遅らせる方がよい場合もある。2~3日遅らせることで、熟慮したように見える。また、面倒な相手にもすぐに返信しないことは有効
- 冒頭に目的を記載する
- 「が」をつないで、安易に文章をつないでいる人が多い
- 「させていただきます」を排除し、「です」、「ます」、「ください」、「いたします」。また、安易に「思います」を使わない
上記は個人的には意識が必要だなと感じた。