有川浩 氏がブレイクしたきっかけとなったシリーズ。
Amazon.co.jp: 図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫) : 有川 浩, 徒花 スクモ: 本
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2019年。公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる『メディア良化法』の成立から30年。日本はメディア良化委員会と図書隊が抗争を繰り広げていた。笠原郁は、図書特殊部隊に配属されるが……。
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2000年代に話題となった小説であるが、今まで読んだことがなかった。
以前、半年以上前にブックオフで購入し積読となっていた本を読んでみた。
ストーリーとしては、正に上記の概要のとおりの印象。「図書館の自由に関する宣言」に着目した筆者の着眼点は面白いなと。
第1 図書館は資料収集の自由を有する
第2 図書館は資料提供の自由を有する
第3 図書館は利用者の秘密を守る
第4 図書館はすべての検閲に反対する
図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。
「正論は正しい、だが正論を武器にする奴は正しくない」など、かっこいいセリフもいくつかあり、いつか言ってみたいと思った。