"ゆりかごの歌"を聴きながら

何年、何十年経ってから、何をしていたか見返すための記録

(読書記録)白鳥とコウモリ

東野圭吾氏の長編小説。

白鳥とコウモリ | 東野 圭吾 |本 | 通販 | Amazon

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遺体で発見された善良な弁護士。
一人の男が殺害を自供し事件は解決――のはずだった。
「すべて、私がやりました。すべての事件の犯人は私です」
2017年東京、1984年愛知を繋ぐ、ある男の"告白"、その絶望――そして希望。
罪と罰の問題はとても難しくて、簡単に答えを出せるものじゃない」
私たちは未知なる迷宮に引き込まれる――

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長編ではあったが、丸2日くらいで読み切った。

男が自供した後に、被害者遺族、男の息子を含め、過去や現代の事件の真相を暴いていくストーリー。自供した男が直接の犯人ではないことは薄々感づくところだが、真相に行きつくまでの描写は面白い。

結末自体は若干思うところはあったが、さすが東野圭吾氏の作品だなと感じた。

 

そして、警察の二人が門前仲町で飲むシーンが複数あるが、描写がおいしそうで酒が飲みたくなった。本を読み終わった後に特設サイトを見たが、まさに「ついつい一杯やりたくなる」ところは、色々な意味でよくない(お財布的に)ところ。

東野圭吾『白鳥とコウモリ』特設サイト | 幻冬舎 (gentosha.co.jp)